【初心者におすすめ】ネオンテトラを飼う前に知っておきたいこと~特徴や飼育方法、注意点について詳しくご紹介~

ネオンテトラは熱帯魚のなかでも特に初心者からプロの方にまで広く愛されている種類です

その人気からほとんどのペットショップに在庫しています

(「他の熱帯魚はいるけど、ネオンテトラはおいていない」なんてお店はほとんどないのではないでしょうか?)

その理由はネオンテトラが非常に安価なのにあれだけ美しく、しかも飼育しやすいと三拍子そろったパーフェクト熱帯魚だからではないでしょうか?

今回はそんなネオンテトラの飼い方や注意点などの「飼う前に知っておきたいこと」をご紹介していきます

目次

ネオンテトラってどんな魚?

生息地は南米、アマゾン川で野生では群れで生活しています

体は小さく、性格は非常に臆病です

体色は基本色の青に腹からしっぽにかけて赤いラインが入っています

値段は一匹100円以下であることが多く、複数買うことが前提の価格設定にされていることが多いです

似た種類の魚として

  • グリーンネオンテトラ
  • カージナルテトラ

グリーンネオンテトラ

カージナルテトラ

などがおり、

また改良品種として

  • ダイヤモンドネオンテトラ
  • ニューゴールドネオンテトラ
  • ロングフィンネオンテトラ

ダイヤモンドネオンテトラ

ニューゴールドネオンテトラ

などがいます

ネオンテトラの飼育方法

ネオンテトラの飼育のポイントはこの4つです

  • 適温は20~28℃とされる
  • 適正なpHは 弱酸性~中性とされる
  • エサは浮遊性の細かいタイプのものを1日2回に分けて与える
  • エサは与えすぎない(肥満になるため)

各ポイントについて解説していきます

適温は24~28℃とされる

適温は24~28℃と言われることが多いですが、実際飼ってみると20℃くらいでも問題なく飼育できています

しかし、強いといってもやはり熱帯魚ですので24℃くらいの水温での飼育がおすすめです

温度が低いと白点病にかかりやすくなったり、水温=体温の熱帯魚にとっては免疫力の低下のおそれもあるのでその他の病気にかかってしまう可能性もあります

適正なpHは 弱酸性~中性とされる

もともと野生では南米のアマゾン川でpHが酸性よりの場所に生息しているため、Wild個体に関しては水槽を酸性よりにしておいた方が飼育はしやすいと思います

また、近年はヨーロッパやアジアを中心にブリードの個体も多く流通していますが、ブリードの場合は中性で管理されていることも多いようです

いずれにせよネオンテトラは他の生体と比べると比較的強い個体が多いので、対応できる環境の幅も大きいです

それが初心者にもおすすめされる要因となっています

エサは浮遊性の細かいタイプのものを1日2回に分けて与える

熱帯魚用の人工飼料にはすぐに沈むものや、フレーク状のものなどいろんな種類がありますが

ネオンテトラにおすすめなのは浮遊性かつ細かいタイプのものです

文字で書いても変わりにくいと思いますが、実際におすすめの商品はこちらです

ネオンテトラにおすすめのエサは「テトラプランクトン」

【テトラプランクトン】

エサは与えすぎない(肥満になるため)

エサの与え方に関して注意事項があります

それは「与えすぎない」ということです

目安として、テトラプランクトンでいうと

1匹に対して、一回の食事で3~4粒食べれれば十分です

むしろそれ以上与えてしますと太ってしまいます

太ってしまうと、動きが鈍くなったり、体色が薄くなったりする恐れがあります

かわいいからついついあげすぎてしまう気持ちは非常にわかりますが、そこはしっかり制限しましょう

ネオンテトラ繁殖について

ネオンテトラの繁殖は通常の飼育下では難しいとされています

その理由は卵がとても小さく管理が難しいのと、卵をまき散らすように産卵するので卵を拾うこともできないためだと思います

コリドラスのように卵一つ一つの管理はかなり厳しいと思います

しかし、ヨーロッパを中心にブリードが出回っていることから分かるように、不可能ではありません

私は挑戦したことはありませんが、株式会社スドーさんのHPで繁殖方法がまとめられています

http://www.sudo.jp/petproducts/aq/contents/rdr/vol1/index.html

興味のある方はぜひ挑戦してみてください!!

そして成功したらぜひ教えてください

混泳相性について

次はネオンテトラの混泳相性についてです

冒頭で触れたように、ネオンテトラは非常に臆病な種類なので他の生体に対して攻撃したりといったことはほとんどありません

なので、混泳相性を考える際に注意すべきことは

  • 他の生体にエサがいきわたらない可能性がある(ネオンテトラの動きが非常に速いため)
  • ネオンテトラを食べてしまうような中~大型の魚とは混泳させない
  • 水質が全然違う魚との混泳は難しい

この3つです

特に素早いがゆえに他の生体のエサを全部食べてしまうような場合は対策が必要です

そのことについて、こちらの記事で解説していますのでよかったら併せてご覧ください

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注意点

ネオンテトラは安くて入手しやすいというメリットがありますが、1つ注意点があります

ネオンテトラはその人気がゆえに店に入ってから売れていくまでのサイクルがとても早く、中には体力が落ちている個体を買ってしまうことがあります

もしそんなことになってしまった場合はしっかりとトリートメントをし、体力を回復してから家の水槽に合流させてください

トリートメントについてはこちらで紹介しています

https://corydorasshow.com/2021/01/30/【アクアリウム初心者向け】トリートメント水槽/

まとめ

今回の記事では、初心者の方に向けてネオンテトラを迎える前に知っておきたい基本的なことをご紹介しました

内容のまとめはこんな感じ

  • ネオンテトラは南米原産の群れで生活する熱帯魚
  • 性格は臆病で他の熱帯魚に比べてとても飼いやすい
  • 適正水質を維持して太らせすぎないように飼育する
  • 繁殖は難易度高め
  • 混泳は基本的に問題ない。ただし、ネオンテトラを食べてしまうような魚との混泳は避ける

入手も簡単で、とても飼いやすく、なのに飼い込めばとても美しいネオンテトラ

少しでも導入の参考になればありがたいです

それでは楽しいアクアリウムライフを!!

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