【初心者向け】コリドラス水槽レイアウトのポイント〜底床材の選び方と注意点〜

みんさんはコリドラス水槽での床材は何を使っていますか?

砂、大磯砂、ソイル、選択肢はさまざまだと思います

そして、見た目や性能など選ぶときの基準もいろいろあるとは思いますが、

どんな底床材にするにしても注意点というものは存在します

今回は水槽の目的ごとのおすすめの床材とその注意点についてご紹介していきます

この記事はこんな人におすすめ

  • コリドラス水槽を立ち上げたいけど床材の選び方がわからない人
  • この床材はコリドラスに使ってもいいの?という疑問を持っている人
  • コリドラスもいる混泳水槽での床材選びで迷っている人
目次

底床材の選び方と注意点

1つ目は砂です

砂はコリドラス水槽を立ち上げようとする中で、最も選ばれやすいと思います

コリドラスが野生で生活しているのも砂ですし、私個人的にも砂が一番おすすめです

メリット

砂のメリットはこちら

  • コリドラスの野生での生活環境に近づけられる
  • コリドラスがもふもふする姿が見られる

注意点

  • 砂を厚く敷きすぎない
  • 水換えの時に砂をかきませるようにする

この2つに共通するのは砂の中で病原菌が増えるのを注意するということです

砂が厚く敷きすぎていたり、ずっと敷きっぱなしだったりする場合は水がよどみ、病気の原因である菌が繁殖しやすくなります(逆に水の流れがあり、酸素をふんだんに含んでいるような場所では有害物質を分解するバクテリアの増殖が促進されます)

おすすめの使い方

底面フィルター以外のどんな水槽でもおすすめです

おすすめの商品

1.田砂

田砂は粒が少し大きいですが、角がないためコリドラスの体を傷つける心配もすくないですし、

比重が大きいためプロホースによるメンテナンスも非常にやりやすいです

【田砂】

2.アマゾン川源流の白砂

2つ目はアマゾン川源流の白砂です

こちらは粒が非常に細かく真っ白なことが特徴で、ゴミが溜まっているのが目立ちやすいというデメリットはありますが、名前のとおり実際にアマゾン川で採取されておりコリドラスの飼育にぴったりです

粒が非常に細かいことから、髭がなくなっていたコリドラスもこちらの砂に変えてからは髭が見事に復活しました

【アマゾン川源流の白砂】

大磯砂

2つ目は大磯砂です

大磯砂は水草水槽から生体メインの水槽まで幅広く使われている底床材で、

もちろんコリドラス水槽にも使うことができます

メリット

  • 底面フィルターとの相性がよい
  • 簡単な水草なら植えることができる

注意点

  • 目詰まりしないように定期的なメンテナンスが必要
  • 水質に影響を及ぼす場合がある

おすすめの使い方

おすすめの使い方としては「底面フィルターとして使う」です

なぜ底面フィルターとして使うのがおすすめかというと、底面フィルターの素材として使うことで、大磯砂と大磯砂との間に水流がうまれ、病原菌の発生を抑制できるためです

他のフィルターと使用する場合は、厚く敷きすぎないようにし、定期的にプロホースでつまったゴミを除去して対処してください

おすすめの商品

ストーンディーラーシンセー 大磯

個人的に大磯砂はどれも大体同じです

しかし商品によっては水の硬度を上昇させたり、水質をアルカリ性に傾けてしまう場合があるのでその場合はクエン酸につけるなどの処理をすることで対処できます

【ストーンディーラーシンセー 大磯】

ソイル

3つはソイルです

これは一般的にはコリドラスと相性が悪いと言われていることが多いですが、使い方によってはコリドラス水槽に使用できます

メリット

  • 水質の調整ができる
  • コリドラスの黒い部分の色が強調される

注意点

  • 大粒のものを使用するとコリドラスのもふもふにより粒が崩れて水が濁ってしまう
  • 目詰まりを起こしやすく、病気が発生する原因になることがある

おすすめの使い方

コリドラス水槽におけるソイルのおすすめの使い方は「繁殖用の水槽」です

さきほどメリットのとこでも書いたようにソイルはもともと水草水槽用に開発されている商品がほとんどで、水質を酸性に傾ける機能があります

そのため水質がコリドラスの野生での環境に近づき、繁殖の条件を整えやすくなります

また、色の濃いソイルはレセックスや、コルレア(パラレルス)などの黒が濃い方が好まれることの多いコリドラスの体色を上げてくれるといった特徴もあります

おすすめの商品

コリドラス水槽用のソイルとしておすすめなのはADAのアマゾニア パウダータイプです

値段は3Lで2,800円とノーマルタイプの3Lで1,600円と比べると倍近い値段ですがコリドラス水槽で使う場合は、薄く敷くことが望ましいため60cmレギュラーの水槽だと3Lもあれば十分だと思います

厚さの目安としては、3mmくらいの厚さにするのが望ましいです

ところどころ水槽の底が見えていても特に問題はありません

https://www.adana.co.jp/jp/contents/products/na_substrate/detail02.html

とにかく水の流れが滞らないように意識!

砂、大磯砂、ソイルと3種類を紹介してきましたが、すべてにおいて共通することは

水の流れを滞らせないことを意識するということです

正直世の中にはいろんな本やブログがあり、床材のおすすめの使い方は微妙に違っていたりします

ただ「水の流れを滞らせない方がよい」というのはどこの情報源でもおそらく同じではないでしょうか?(私も実体験からそうだと思っています)

これまで私もいろんなレイアウトのやり方を見てきて、いろいろ真似をしたりしてきました

そんな中でも問題なくコリドラスを飼育できた方法について今回の記事では紹介しています

番外編(ベアタンク)

これまで床材の選び方について紹介してきましたが、最後にベアタンク(水槽の底に何も敷かない方法)についてご説明します

結論からいうとベアタンクでも問題なくコリドラスは飼育できます

むしろ、掃除もしやすく病原菌もたまりにくいためベアタンクで管理しているショップもあります

一見完璧のように見えるベアタンクですが、SNS等でもあまり見かけません

おそらくその理由は、家で熱帯魚を飼う以上ある程度のレイアウトはやりたくなってしまうからではないでしょうか?

まとめ

今回はコリドラス水槽の底床材の選び方についてご紹介しました

まとめとしては

  • 床材は目的と使用するフィルターに合わせて選ぶ
  • 共通の注意点は水の流れを滞らせないように
  • ベアタンクもいいよ

この流れで説明しました

コリドラス水槽の管理の仕方は本当にいろいろあります

何が一番優れているかは答えはないと思っています

なので今回の記事を見てくださった方が床材を決める際のひとつの参考になれば幸いです

それでは楽しいコリドラスライフを!!

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