熱帯魚を飼ううえでかなり重要となってくる餌。
生命の維持はもちろん、体を大きくするためや繁殖の際のエネルギー源としての役割もあり、
できるだけコリドラスに適したものを選びたいですよね?
そんな中コリドラス飼育者の中でよく話題に挙がるのが、
「人工餌と生餌はどちらがコリドラスに適しているのか?」についてです
このことについてはコリドラスをまだ飼い始めたばかりの人やこれから飼いたいと思っている人も気になるところだと思います
そこで今回は、そんなコリドラスの初心者の方に向けて、
「人工餌と生餌はどちらがコリドラスに適しているのか?」についてご紹介していきたいと思います
人工餌と生餌はどちらがコリドラスに適しているのか?
結論からいうと初心者の方が普段与える餌としては「人工餌」がおすすめです
その理由についてこれから説明しますが、その前にここで言う「人工餌と生餌」がそれぞれどんなものを指すのかについて定義しておきます
人工餌 | 生餌 |
---|---|
タブレットもしくは顆粒タイプの材料を混合して作られたもの | 虫の幼虫などを冷凍したもの(今回はイトメなどの活餌は含めない) |
それでは人工餌がおすすめの理由についてです
理由は3つあり、その3つがこちらです
- 管理がしやすい
- 値段が安い
- 栄養のバランスがいい
おすすめの理由それぞれについて説明します
管理がしやすい
1つ目は「管理がしやすい」ことです
これはもともと人工餌が管理が簡単なように作られているので当たり前ですが、
人工餌は常温で長期間保存ができます
なので冷凍庫に赤虫などをいれることに抵抗のある方が多い、コリドラス初心者の方には人工餌をおすすめします
値段が安い
最近は高級志向の人工餌も出てきているので一概にはいえませんが
基本的に人工餌の方が安い傾向があります
また、冷凍赤虫などの生餌は保管するのにも電気代など細かなお金がかかってきます
栄養のバランスがいい
3つ目の特徴は「栄養バランスがいい」ことです
人工餌は植物性たんぱくや動物性たんぱくやその他の栄養素などさまざまな成分を含む原材料がブレンドされているので
人工餌を与えているだけで、栄養バランスがよくなりコリドラスを健康的に飼育することができます
人工餌が使えない場合も
これまで人工餌をおすすめする理由について説明してきましたが、場合によっては人工餌が使えない場合があります
どのような場合に人工餌が使えないかを紹介します
人工餌が使えない場合は「人工餌を食べない個体を飼っている場合」です
「そんな個体いるの?」と思う方もいるかもしれませんが
ワイルドのコリドラスや、ブリード個体で生餌だけを与えられてきた個体などは人工餌を餌として認識せず、
全く食べない個体もいます
そのような個体にはもちろん人工餌を与えることはできないので冷凍餌などの生餌を与えることになります
生餌のメリットと初心者におすすめの使い方
最後に「餌のメリットと初心者におすすめの使い方」についてご紹介します
まずは生餌のメリットについてです
生餌のメリット
生餌のメリットは食いつくがよく、栄養がたっぷりなことです
そのためコリドラスは、冷凍赤虫などの生餌を与えることで太らせやすくなります
初心者におすすめの生餌の使い方
初心者におすすめの生餌の使い方は「生餌しか食べないとき」と「導入直後に痩せている個体を回復させるとき」です
導入直後などに痩せている個体などは生餌のように食いつきのよくカロリーの高い餌を与えることで
体型が大きくなり体力も回復させれることがあります
なので初心者の方で薬などを使った治療方法がどうしても無理な場合は餌だけでも対処できることがあるので試してみてください
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