たたみです
コリドラスを飼育していると、時には生体が死んでしまうといったこともあります
私も正直これまで数年間アクアリウムをやってきましたが、「不注意から生体を死なせてしまった」という経験があります
みなさんもアクアリウムをやっていれば、「自分の不注意で生体が死んでしまった」といったことを経験することがあるかもしれません
生き物を飼っている以上、少なからず死んでしまう個体がいるのは仕方のないことかもしれません
しかしその原因が事故死である場合には、あらかじめ事故が起こりうる状況を知っていればその事故を防げます
そこで今回は私の失敗の経験から、生体の中でもコリドラスに絞って事故が起こりうる原因とその対策についてご紹介していきたいと思います
コリドラスが死んでしまう原因3選
コリドラスが死んでしまう原因はこちら
- レイアウト素材による事故
- ヒーターによる事故
- 病気が発生してしまう
それではそれぞれについて説明していきます
レイアウト素材による事故
1つ目は「レイアウト素材による事故」です
具体的に言うと、石や流木などのレイアウト素材がごちゃごちゃしているとその隙間にコリドラスが挟まり、身動きが取れずに死んでしまうというものです
私も以前上の画像のような見た目重視のレイアウトをしていた時にコリドラスが挟まって死んでしまったという経験があります
このようなレイアウトは見た目がかっこよく、やりたくなる気持ちも分かりますが事故死の可能性があり、メンテンナンスが少し面倒なのでやる際は注意が必要です
コリドラスの水槽のレイアウトは床面積をなるべく広くとれるように心がけ、レイアウト素材同士の隙間を大きくとることを心がけるとよいです
コリドラス水槽のレイアウトのポイントについてはこちらの記事で紹介しています
ヒーターによる事故
2つ目は「ヒーターによる事故死」です
ヒーターによる事故死には2種類あり、その2種類とはこちらです
- ヒーターの故障により水温が極端に高くなる(もしくは低くなる)
- サーモスタッドが水槽外に出てしまうことにより水温が上がりすぎてしまう
まず、「ヒーターの故障によるもの」です
これは製品の問題でヒーターが暴走してしまって無限に加温し続けてしまう場合と加温ができなくなる場合があります
無限加温の場合は水温が上がり続けるので、30℃を大きく上回るような温度になり死んでしまいます
また逆にヒーターとして機能しなくなり、加温ができなくなると冬場などであれば極端に低水温になってしまいます
そうすれば熱帯魚であるコリドラスは死んでしまうこともあります
次に「サーモスタッドが水槽外にでてしまう」についてですが、
これはどういうことかというとヒーターにはサーモスタッドという水温を感知する棒のようなものが付いているものがあります
この棒(サーモスタッド)は水温を感知して、設定温度より水温が低ければヒーターの出力を下げ、
逆に水温が高ければヒーターの出力を下げるといった命令を出す装置です
この装置が水槽の外に出ていれば、当たり前ですがヒーターでどれだけ水槽内を加温しても水が温ることはありません
つまりヒーターは水を無限に温め続け、気づけば湯気が立つほどになっていたなんてことも起きかねません
要するにこれは人為的な事故です
人為的、つまり注意すれば防げる事故になります
日ごろからサーモスタッドがちゃんと水に浸かっているかを確認するようにしましょう
病気が発生してしまう
最後は「病気が発生してしまう」ということです
コリドラスは基本的にはそこまで病気に弱いというわけではありません
しかし薬には弱く、一度病気になってしまっても強い薬が使えずそのまま死んでしまうということも少なくありません
そのため病気というのはコリドラスを飼育する上では注意したいことのひとつです
コリドラスの病気を防ぐ方法としては「床材を薄く敷く」が一番お手軽で、効果も大きいです
コリドラスは底で生活する魚です
そのため底にある床材に病気が発生すると影響を受けやすいです
床材の選び方とその管理方法についてはこちらの記事で紹介しています
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