チンチラをこれから飼おうとしている人や、チンチラを飼い始めたばかりの人の中で
「チモシーって種類が多すぎてどれを与えたらいいのかわからない!」といった悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?
チンチラの主食であるチモシーですが、実は同じチモシーでも産地や収穫時期、加工方法が違うことで
味も成分もかなり違ってくるので注意が必要です
今回はそんなチモシーの種類について詳しくご紹介していきます
チモシーの種類の説明
さっそくチモシーの種類について紹介していきます
チモシーのパッケージによく書いているチモシーの分け方は大きく分けてこの3つです
①産地、②収穫時期、③加工方法のそれぞれについてご説明していきます
①産地
産地とは文字どおりそのチモシーの収穫された場所のことです
産地によって大きく変わるのは味と匂いです
味と匂いは嗜好性にかかわってくるものなので、飼育しているチンチラが与えているチモシーを食べないというときは、まずはこちらの「産地」を変えてみるといいでしょう
ちなみに我が家のチンチラはアメリカ産は食べませんが、カナダ産は非常によく食べます
このように個体ごとの好みがあるのでいろいろとためしてみてください
収穫時期
収穫時期とは「〇番刈り」と記載されている部分で、そのチモシーがその年の何番目に収穫されたものかを表しています
チモシーというのは一年に収穫したら終わりではなく、一度刈り取ったところからまたニョキニョキと新しい草が生えてきます
つまり、
その年に一番初めに収穫できる状態になったものを「一番草」
「一番草」を収穫したものが「一番刈」
「一番刈」の跡地から生えてきたものが「二番草」
「二番草」を収穫したものが「二番刈」
といった感じです
次に一番刈と二番刈の違いについてですが、
一番刈というのはその年の最初に成長した部分なので、
「気象条件が最も適している時期に成長した部分」ということです
そのため、一番刈は栄養成分も一番多く含んでおり茎もしっかりして歯ごたえもあります
なので、チンチラが一番刈を食べる限りはこれを与えるのがおすすめです
二番刈は一番刈に比べて栄養は少ないですが、茎も少なく葉も柔らかいため嗜好性に優れています
なので二番刈は葉の弱い子供のチンチラや高齢のチンチラに与えるのに向いています
三番刈も存在はしますが、あまり見かけることはありません
ほとんどが葉っぱで栄養もすくないです
加工方法
加工方法とは産地から輸送するために圧縮する際の方法です
加工方法にはシングルプレスとダブルプレスがあり文字どおり圧縮の強さを表しています
シングルプレスの方が圧縮にかかる力が弱いので歯ごたえが残りやすく、葉の伸びすぎを予防するためにはこちらのシングルプレスを与えることをおすすめします
逆にダブルプレスはシングルプレスよりも強い力で圧縮するので、チモシーがバキバキにつぶれるため歯ごたえが残りにくく食べやすいチモシーになります
おわりに
今回はチンチラの主食であるチモシーの種類について紹介しました
チンチラは非常に好き嫌いが激しい個体が多いのですが、チモシーに関してもそれは例外ではありません
なので飼育しているチンチラが与えているチモシーを食べているかを常日頃から観察し、主食であるチモシーの摂取が不足しないようにしてください
それでは楽しいチンチラライフを!!
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