二酸化炭素の添加方法
水槽に二酸化炭素を添加する方法としていろんな方法があると思います。
一番メジャーな液化炭酸ガスを減圧して添加する方法
最近は効率の良いキットも販売されていたりと「化学式がコスパNo.1」という人もいるくらい最近ではかなり人気の方法となっています
二酸化炭素を発生させるには
さっき書いた3つ全部発生させる原理が違うんですが、世の中にはほかにも二酸化炭素を発生させる方法がいくつかあります。
今回はそれを紹介していきます
1.アルコール発酵
一つ目は酵母のアルコール発酵です。
これは酵母菌によりグルコースなどの糖を分解されるとアルコールと二酸化炭素になるというもので要するに発酵式です
原理としてはこんな感じ
パンや醸造酒でみなさんもお世話になっていると思います
2.石灰石と塩酸
石灰石に塩酸かけるとこれまた二酸化炭素が発生します
これは中学校の理科で習いますね
みんな大好き下方置換法であつめるやつです
二酸化炭素は空気より重いですからね
水上置換法でもいいですよ
ちなみにこの石灰石は炭酸カルシウムという物質ですが炭酸水素ナトリウムと塩酸でも同じく二酸化炭素が発生します
↑こんな感じにして三角フラスコに塩酸と石灰石を入れれば水槽にも添加できるかもしれませんね
(※塩酸の取り扱いは危険です。真似しないでください)
3.有機物の完全燃焼
有機物が燃えるとと水と二酸化炭素になります
水槽に添加するのは難しいですが有機物の完全燃焼でも二酸化炭素は発生します
二酸化炭素の水槽への添加
二酸化炭素を発生させる方法はいくつかありますが、今のところ水槽へ添加する方法は限られてますね
でも技術は日々進歩してるので今後どんどん新しい方式も出てくるかと思います
農業界でいえば空気中の二酸化炭素を濃縮してハウス植物に添加するという方法も研究されているようなので今後こう言った技術が確立されてくればアクアリウム業界向けにも浸透してうる可能性もあります
https://shingi.jst.go.jp/var/rev0/0000/4333/2016_sanin2_4.pdf
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