コリドラスの飼育に水流は必要か?~水流の作り方も紹介~

コリドラスのことを調べていると水流が大切といったことが書かれていることがあります

特に水草水槽をやっている方は水流を弱める工夫はしたことがあっても強める工夫は考えたこともないかたが多いのではないでしょうか?

今回はそんな方のために

コリドラスの飼育には本当に水流が必要なのか?についての理由と水流の作り方のポイントについてご紹介していきます

この記事はこんな人におすすめ

  • コリドラスの飼育に水流が必要だと言われる理由が知りたい
  • なぜ水流が必要なのか知りたい
  • 水流の作り方が分からない
目次

コリドラスの飼育において水流は必要なのか?

結論からいうと水流は必要です

ないと飼育できないほどではないですが、出きれば用意してあげた方がよいでしょう

必要な理由・メリット

水流が必要な理由はメリットはこちら!

  • 酸欠の予防になる
  • ヒレの発達を促す
  • 運動不足の解消になる

次にそれぞれについて説明していきます

酸欠の予防になる

水流があるということは水面から取り込んだ酸素が水槽内に運ばれてふんだんにある状態になるということです

ここでコリドラスは酸欠に弱いのか?という疑問を持つ方もいると思いますが、

ぶっちゃけ「初心者向け」といった紹介をされるような種類のコリドラスはそこまで気にする必要はないかもしれません、

しかし大型種やロングノーズのコリドラスは、高い酸素濃度を要求する種類が多いです。

そういった場合は酸素濃度(溶存酸素量)に気を配る必要があります

ヒレの発達を促す

2つ目は「ヒレの発達を促す」です

コリドラスの中にはヒレ(主に背びれ)が非常に発達(伸長)する種類がおり、そういった種類のコリドラスは水流に向かって泳ぐことでその発達を促すことができます

ヒレの発達したコリドラスは圧巻です!!

運動不足の解消になる

そして3つ目は「運動不足の解消になる」です

あたりまえですが、大事なことです

コリドラスは野生化ではもちろん水流のある場所に生息しています

なのでその状態を再現することで、運動不足の解消になり野生化に近いシュっとした体形のかっこいいコリドラスにすることができます

休憩できる場所も必ず用意する

これまで水流を作ることによるメリットを紹介しました

しかし、だからと言って常に水流があるような環境にすればよいというわけではありません

コリドラスは水流に逆らって泳ぐ習性があるのか、水流を用意すると逆らって泳いでくれます

しかし常に水流があるような状態では泳ぎ続けることになり、疲れ果ててしまいます

そのため水流を作る際は必ず、水流をよけれるような休憩できる場所(流木等の下など)を用意してください

おすすめの水流を作り方

次に水流の作り方についてご紹介します

水槽内で水流を作るおすすめの方法として次の3つをご紹介します

  • エアポンプを使う方法
  • 外部フィルターを使う方法
  • 水中ポンプを使う方法

それではそれぞれの方法について詳しくご説明します

エアポンプを使う方法

まずは「エアポンプを使う方法」です

これは最も簡単に水流を作ることができる方法で、エアポンプにエアストーンまたは投げ込み式フィルターを装着し、

主に水槽の底面から水面にかけての水流が作れます

この方法ついて詳しく解説します

メリット

  • エアレーションの効果が強い
  • 流量(水量)の調整が簡単にできる

エアポンプを用いた方法の最大のメリットはやはりエアレーション効果です

この方法では、非常に大きく水面を揺らすことができ、酸素を多く取り込むことができます

また、一歩コックを使うことで、流量を簡単に調整できるのもエアポンプのメリットです

【NISSO 一方コック】

デメリット

デメリットとしてはこの2つです

  • 水流の方向が制限される
  • 音がうるさい

水流の方向が制限さることはデメリットとして挙げられます

空気を送り込んでいるため、当たり前ですが下から上にしか水流は起こりません

また商品によっては音がうるさいものがあります

これに関しての対策は次に紹介するおすすめの商品で解説します

おすめの商品

エアポンプのおすすめは「水作 水心 SSPP-2S」です

とても静音性に優れ、値段も安いので初心者の方におすすめです

【水作 水心 SSPP-2S】

ただ、水量が弱いです60cmくらいまでは水心でも問題ないとは思いますがそれ以上のサイズの水槽に使う、

またはもっとパワーがあるやつが知りたいという方にはこちらの「キョーリン ハイブロー C-8000 ヒューズ+(プラス)」をおすすめします

笑けるくらいのすごいパワーです

そしてなにより音がしません

90cm以上の水槽の方はこちらの方が良いかもしれません

【キョーリン ハイブロー C-8000 】

外部フィルターを使う方法

次に紹介するのは外部フィルターを使う方法です

これは、外部フィルターは排水の力が強いものが多いのでそれを利用して水流を作るという方法です

どうせ排出されるものを使うので他に物を買う必要もなく水槽内がすっきりするのでおすすめです

この方法について詳しく説明します

メリット

この方法のメリットは次の2つです

  • 水槽内がすっきりする
  • 水流の向きを自由に変えられる

外部フィルターを使う最大のメリットは水槽内がすっきりすることです

基本的に外部フィルターというのは水槽内に給水と排水の2本のパイプがあるだけです

そのため中にチューブが張り巡らされるエアポンプとは違い水槽内がすっきりするといった特徴があります

さらに、外部フィルターの排水側は向きを変えれるようになっているものが多いので、好きな方向に水流を作ることができます

デメリット

デメリットとしてはこの2つ

  • パワーの調整ができない(ことが多い)
  • 値段が高い

外部フィルターというのは一部の商品を除いて基本的に流量の調整ができないことが多いです

そのため流量を強すぎる商品を買ってしまうと水槽内が洗濯機のようになってしまいます

これではコリドラスが死んでしまうので、水槽サイズにあった外部フィルターを設置するようにしてください

また、外部フィルターは基本的にフィルターの中でも値段が高めです

おすめの商品

エアポンプのおすすめは「エーハイム クラシック 2213 」です

【エーハイム クラシック 2213 】

こちらは、超人気商品で使っている人が多いので、調子が悪い時などにSNS等で質問すると回答がもらえる確率が上がります

また、私がこの商品をおすすめする最大の理由は周辺商品が豊富だということです

例えば、こちらのディフューザーを使用すれば、水面から空気を取り込みながらより強い水流を作ることができます

【エーハイム ディフューザー 】

ディフューザーを実際に使用している写真

このように細かい空気を巻き込みながら強い水流が作れます

水中ポンプを使う方法

最後にご紹介するのは「水中ポンプを使う方法」です

この方法は外部フィルターを使う方法と同じ効果は得られるけど、値段は安く済むという方法です

詳しく説明します

メリット

メリットについては次の3つです

  • 流量(水の強さ)の調整ができる商品が多い
  • 向きを自由に変えられる
  • 比較的安価に購入できる

外部フィルターと同じく、向きを自由に変えられるメリットがありながら、

外部フィルターとは違い、流量調整のつまみがついている商品が多く、少しパワーが強めのものを購入しておけばいろんな場面で使用できるので便利です

また、外部フィルターに比べて安価に買うことができます

デメリット

次にデメリットはこの2つです

  • 稼働音が大きい
  • 水槽内がごちゃごちゃする

外部フィルターとは違い、水中ポンプはなぜか音が大きい商品が多いです

水槽の壁面に吸盤をくっつけないようにするなど、多様の対策はできますが基本的にうるさいです

また、水槽の中にポンプを入れることになるのでポンプの大きさとコードが合わさって、結構ごちゃごちゃします

おすめの商品

水中ポンプのおすすめは「カミハタ Rio+シリーズ 」です

こちらのシリーズは用途ごとにいろんなパワーのものが選べるためおすすめです

60cmくらいのサイズの水槽だと800くらいがいいと思います(私も800を使っていました)

800は流量調節コックもついているのでそれ以下のサイズの水槽にも使用できます

【カミハタ Rio+800】

※こちらの商品は50Hz(東日本用)と60Hz(西日本用があるので注意

また、水中ポンプにもディフューザーを付けることができます

まとめ

今回は「コリドラスの飼育における、水流の必要性」についてご紹介しました

今回の内容をまとめると

  • コリドラスの飼育に水流はあった方がいい
  • その理由は「酸欠防止・ヒレの発達・運動不足」の解消の3つ
  • 水流の作り方には「エアポンプ・外部フィルター・水中ポンプ」を使った方法がある
  • 水流が作れるおすすめの商品を紹介

こんな感じです

一度やってみるとわかりますが、コリドラスに水流を作ってあげると

頑張って泳ぐ→疲れたから止水域で休憩→また頑張って泳ぐ

といったことを繰り返していて見てて飽きません

また、実際に背びれの伸びたコリドラスのかっこよさにもぜひ触れてみれください

それでは楽しいコリドラスライフを!!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる