コリドラスの混泳相性についてよく良いと言われるのはネオンテトラなどの小型のカラシンです
これらのカラシンは攻撃性はなく、コリドラスに危害を加えることはないとされています
実際に飼ってみると、確かにカラシンからコリドラスに攻撃するようなことはありません
しかし、小さな水槽の中で素早い生き物が動き回っていることでコリドラスがびっくりしてしまったり
しっかりと餌にありつけなかったりよ意外なところで問題点が見えて来ます
そこで今回はコリドラスと混泳相性がいいとされている生体の中でも特にコリドラスに影響をあたえにくい種類についてご紹介します
今回の記事はこんな人におすすめ


本当の意味でコリドラスと混泳相性のいい生体

それではさっそくご紹介していきます
今回紹介するのはこの3種です
- ハチェットの仲間
- ロックシュリンプの仲間
- オトシンの仲間
ハチェットの仲間
まず最初にご紹介するのは「ハチェット」です
ハチェットとはもともと温和な性格であるうえに、
野生では水面に落ちてきた虫など食べているので、常に水面付近を泳いでいます
そのため、水槽の底面で生活しているコリドラスとはほとんど出会うことがありません
なのでコリドラスとの混泳相性はバッチリです
ただし、びっくりさせるとジャンプする習性があるので飛び出し事故を防止するために水槽に蓋を設置するなどの工夫が必要になります
他にもマーサ・ハチェットやマーブル・ハチェットなどの種類もいます
ロックシュリンプの仲間
続いて紹介するのはロックシュリンプの仲間です
水槽で飼うエビといえば、水槽の掃除役として有名なヤマトヌマエビやミナミヌマエビを思い浮かべる人も多いと思います
このヤマトヌマエビ等もコリドラスと混泳相性のいい生体として紹介されることが多いです
ではなぜ今回紹介していないかというと
特にヤマトヌマエビはコリドラスに危害は加えませんがコリドラスのエサであるタブレット(通称:コリタブ)を抱えてどっかにもっていって独り占めしてしまうことがあります
そうするとコリドラスがエアを食べられなくなってしまいます
しかしこのロックシュリンプはふわふわの手(ほんとは脚)で水中の超小さい微生物などをキャッチして食べているので
ヤマトヌマエビのように何かをつまむようなことはしません
つまり餌を独り占めすることもないということになります
ロックシュリンプの食事風景はこんな感じです
ロックシュリンプには、
小型の「アジアロックシュリンプ」と大型でカラフルな「アフリカンロックシュリンプ」がいます
オトシンの仲間
次にご紹介するのはオトシンクルスの仲間です
この種はかなり有名なので知っている方も多いのではないでしょうか?
種類としては、オトシンクルスやヴァンパイアオトシン、少し種類は違いますがオトシンネグロなどがいます
これらはコリドラスと同じナマズの仲間で、草食の熱帯魚です
そのため、普段は流木や水槽の壁面などにくっついて生活しています
オトシンの仲間は食性も生活圏も異なるためコリドラスと争いになることもありません
まとめ

今回の記事のまとめです
今回は「本当の意味でコリドラスと混泳相性のいい生体」についてご紹介してきました
紹介した相性の良い種類はこちら
- ハチェットの仲間
- ロックシュリンプの仲間
- オトシンの仲間
理由は以下のとおり
- ハチェットは水面付近で生活し、コリドラスと生活圏が被っていないから問題なく混泳できる
- ロックシュリンプはコリドラスのエサを横取りしないから問題なく混泳できる
- オトシンはコリドラスと食性と生活圏が違うから問題なく混泳できる
いかがだったでしょうか?
世の中にはたくさんの情報があり、情報源ごとに混泳相性の良い種類が違っていることも多々あります
実際は飼ってみないと分からないというのが結論ではありますが、
みなさんが、その経験を積むまでに少しでも近道をするきっかけになれば幸いです
それでは楽しいコリドラスライフを!!
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