チンチラを飼おうとしている方で
「ケージをどれにしたらいいのかわからない」といった疑問を持っている人は多いと思います
「大きい方がいいのは分かるけど、置く場所の問題もあるからそんなに大きのは置けないし・・・。」
みたいなことは思いがちだと思います
ましてやチンチラは20年以上生きることもある超長生きアニマルです
ケージもそう何度も換えるようなものではないので長い目で見て選びたいものですよね
今回はそんな方に向けて、ケージの選び方とおすすめの商品についてご紹介していきます
【今回の記事はこんな方向け!!】
- チンチラを飼おうと思っているけど、どんなケージにしたらいいのかわからない
- ケージは大きい方が良いって聞いたけど、本当?
- 大きいケージを置くスペースがない場合はどうしたらいいの?
ケージの選び方
チンチラのケージを選ぶ際のポイントをまとめました
ポイントは次の3つです!!
- とにかく大きいものを選ぶ
- 置けるスペースで選ぶ
- 使い勝手で選ぶ
それではそれぞれのポイントについてご説明していきます
とにかく大きいものを選ぶ
1つ目は「とにかく大きいものを選ぶ」です
これはこれまでにも何度か説明してきましたが、
チンチラは似た動物のモルモットなどに比べて非常に運動要求量が多いです
そのため小さいケージに入れておくと運動量が足りずにストレスを溜めてしまうこともあります
なのでチンチラのことだけを考えるとケージは大きければ大きいほどいいです
選び方のポイント
選び方のポイントは「チンチラ用のものを選ぶ」です
とにかく大きいものを買おうとしてペットショップに行くとありがちな思考なのですが、
「あれ、ネコ用のケージよくね?」
正直なところ、ペットショップに置いてある小動物のケージはウサギやモルモットを飼うことを想定された品ぞろえになっていることが多く、チンチラ用の大きなケージというのはなかなか実店舗で見つけることが難しいのが現状です
そこで目に留まってしまうのがネコ用のケージです
ネコ用のケージは縦も横も大きく、値段も安いので「これいいんじゃね?」となりがちなのですが少し待ってください
ネコ用のケージってチンチラを飼うには網目が大きすぎるものが多いんです
小動物に向けて作られた商品ではないので他にもいろんな問題が発生する恐れがあります
なのでチンチラを飼う際はいくら大きいものが欲しいとは言え、小動物用のケージを買うことをおすすめします
気になる点
先ほど大きければ大きいほど良いと言いましたが、これはチンチラにとってということで
飼い主側からすると良いことばかりではないので紹介します
実際にケージを選ぶときにはこれらも考慮する必要があります
- 大きいので場所をとる
- 掃除などの際に一時的に小さいカゴの中に入れたい時などになかなか捕まらない
- 掃除がめんどくさい
おすすめの商品
それではチンチラ用の大きなケージのおすすめをご紹介します
それはこちらの「小動物用4階建て大型ケージ」です
ケージ自体も大きくていいですし、なにより扉が大きいのでメンテンナスも楽々です
ただ、網の部分が少し曲がりやすいという欠点があるので注意が必要です
※商品リンクを貼りたかったのですが現状で売り切れていて貼れるリンクがなかったので、動画を貼りました
今後貼れるリンクが復活すれば更新します
またはこちらの商品もおすすめです!!
ペット大国アメリカで人気の小動物用のケージで、こちらも高さが1m以上あります
置けるスペースで選ぶ
次に「置けるスペースで選ぶ」という方法です
実際にチンチラを飼うとなったときに、チンチラのことを考えたら大きいケージがいいというのは間違いないですが
みなさんの住んでいる家によって置けるケージのサイズには限界があるともいます
置けるスペースが限られている場合はチンチラは飼えないか?というとそういうわけでもありません
これらの記事で紹介しているようなことがしっかりとできていれば、ある程度小さなケージでも問題はありません
選び方のポイント
選び方のポイントは「高さ」です
スペースが限られる場合でも高さ的には制約が少ない場合は多いと思います
チンチラはよくジャンプをする動物です(部屋さんぽ中もよく縦にジャンプしています)
ケージの床面積を大きくできない分、高さを高くすることで、チンチラのストレスをス少しでも軽減できるようにしておきましょう
気になる点
高さを重視するとことである程度床面積が小さくても飼育することはできますが、やはり大きいケージと比べると気になる点はいくつかあります
それはこちらです
- 回し車系のグッズが設置できないので部屋さんぽ要求時間が長くなる
- 高さがある分、深いのでケージの床部分にすのこ等を置いている場合は取り出しにくい
回し車系のグッズとはこちらの商品のように
車輪の中にチンチラが入ることで無限に走れる装置のことです
これを設置することである程度運動不足は解消することができます
しかし、床面積が狭いケージの場合、この回し車が設置できないことがあります
また、底に敷いてあるすのこ等を外に出す場合はいちいち設置しているステップや回し車等を外さなければいけません
高さがあるとその分外すグッズも増えるためメンテンナンスが大変になります
おすすめの商品
ある程度床面積は小さく、高さがあるケージのおすすめはこちらのイージーホーム60 ハイメッシュです
こちらのイージーホーム60ハイメッシュは床面積が約50×60cmと小さめです
しかし高さは78cmもあります。これだけ高さがあればチンチラが縦に運動できるようなレイアウトにするには十分だと思います
使い勝手で選ぶ
最後は「使い勝手で選ぶ」です
これは飼い主にとって非常にメリットが大きな方法で
サイズはある程度にして、メンテナンスのやりやすさだけに重点をおいて選ぶということです
選び方のポイント
選び方のポイントはこちら
- 床に敷いてあるすのこ等が取り出しやすい高さ
- 扉が大きい
気になる点
飼い主目線でのおすすめな以上気になる点はいくつかあります
それはこちら
- ケージ内に運動するスペースが少ない
対策
運動不足の解消には部屋さんぽを多めにするしかありません
部屋さんぽの目安としてはケージの扉を開けておき、部屋中を走り回っている間はしてあげてください
満足したら自分でケージに戻ります
おすすめの商品
メンテナンス性に優れたおすすめの商品はこちら
イージーホーム80ローメッシュです
こちらの商品は非常に使い勝手がよく、我が家でも使っていました
こちらの記事でも紹介していますのでよければご覧ください
チンチラのケージのサイズについて
そもそもチンチラのケージサイズが大きい方がいいとされる理由は、
チンチラのストレスを少しでも溜めにくくするためです
チンチラは野生では非常に動き回っている動物なので、狭いケージの中に閉じ込めたままだとストレスが溜まってしまうことがあります(※個体差があります)
そのため運動などをさせることによってストレスを少しでも発散させてあげる必要があります
そして、世の中にはそのためのストレス解消グッズが存在し、ケージが広いとそういったグッズをより多くケージ内に設置することができるということになります
つまり、ケージが大きいということはそれだけチンチラのストレス対策がしやすいということです
チンチラのケージサイズについてはこちらの記事でも説明しているのでよかったら見てみてください
ストレスを溜めさせないために
今回いろんなタイプのケージを紹介しました
結局はどのタイプを選ぶにしろ部屋さんぽでストレス発散する必要があります
広いケージだと部屋さんぽの時間が短くなる傾向にあるというだけです
基本的にいくら広いケージにしても部屋さんぽは必要だと思いまう
なぜなら部屋さんぽはチンチラの運動不足の解消だけではなく、飼い主と触れ合う時間だからです
野生では群れで生活し、かなりさみしがりやなチンチラは(特に1匹で飼育している場合は)飼い主がパートナーになってあげる必要があります
部屋さんぽはそのための貴重な時間ということです
極力ストレスを解消させて、できるだけ長生きさせてあげましょう
それでは楽しいチンチラライフを!!
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