【外ポンプー式VS水中ポンプ式】水草レイアウト水槽におすすめな外部式フィルターはどっち?

水草レイアウト水槽をやるうえでは欠かせない外部式フィルター

添加した二酸化炭素が逃げにくく、音も静かと水草レイアウトにぴったりなフィルターの種類です

しかしこの外部式フィルターには一般的な「ポンプが水槽の外に出ているタイプ」とGEX社製の商品のように「ポンプが水中にあるタイプ」の2タイプがあります

この2つはどちらが水草レイアウト水槽に適しているのか、特に初心者の方で悩んでいるか方も多いと思います

そこで今回は、「外ポンプ式と水中ポンプ式で水草レイアウト水槽におすすめな外部式フィルターはどちらか?について

それぞれの特徴とメリットデメリットとあわせて紹介していきたいと思います

目次

外ポンプ式と水中ポンプ式で水草レイアウト水槽におすすめな外部式フィルターはどちらか?

今回も例にも漏れず結論から言います

「水草レイアウト水槽に使う」という観点から言うと

外ポンプ式(水槽外にモーターがあるもの)」をおすすめします

外ポンプ式がおすすめな理由についてこれから説明していきます

外ポンプ式がおすすめの理由は「見た目の良さ」にある

見出しにもあるように、私が外ポンプ式をおすすめする最大の理由は見た目の良さです

フィルターにはエーハイムクラシック2213を使用

うえの写真のように外ポンプ式を使用するとポンプが水槽の外にあるため、水槽の中には給排水用のパイプが2本あるだけになり、見た目がとてもスッキリします

見た目が命の水草レイアウト水槽において、水槽内に人工物がでかでかとある状態はできれば作りたくないものです

水中ポンプ式はどうしても見た目がゴテついてしまう

逆に水草レイアウト水槽に水中式ポンプをおすすめしない理由は見た目がゴテつくからです

フィルターにはGEXメガパワー6090を使用

この写真では水槽の背面が黒なので若干分かりづらいですが、やはり奥のポンプの存在感の大きさは否めません

このように水中ポンプ式では水槽内のレイアウトの自然感の後ろに人工物(プラスチックやそこに書かれた文字など)が入り込み不自然な感じになってしまいます

なのでやはり「レイアウト」という見た目がとても大切な水槽においては水中ポンプ式を使うことはおすすめしません

フィルターの設置場所によっては外ポンプ式を使うしかない場合もある

今回は見た目だけで判断して、「外ポンプ式がおすすめ」という結論を出しました

水草レイアウト水槽ではそれだけ見た目が大切なので仕方がないことではありますが、

このままだと「え?じゃあ水中ポンプ式は買わない方がいいじゃん」となってしまいそうなので

これから「水中ポンプ式しか使えない場合」についてご紹介します

外ポンプ式のフィルターが使えない場合

それは「水槽の真横にフィルターを設置しないといけない場合」です

理由について説明するので、まずはこちらの画像をご覧ください

これは外ポンプ式として有名な商品である「エーハイムクラシック2213」のパッケージの注意書き部分の画像です

この画像を見てもらえれば分かりますが、真ん中あたりにデカデカと

本製品は、水槽より下に設置してくださいと書いてあります

どういうことかというと

外ポンプ式のフィルターのポンプは「排水用」のためフィルターの中には排水するための水が常にあることが前提となっています

その水はどこからやってくるのかというと重力で落ちてきた水槽の水です

なので当たり前ですが水槽の真横に置くと水はフィルターの中に落ちてきません

水が落ちてこないと排水する水がないのでフィルターはそもそも水を循環しません

なので外ポンプ式のフィルターを使う場合は必ず水槽台を使うなどして、

水槽とフィルターに高低差を持たせる必要があるということです

高低差がない場合でも水中ポンプ式なら問題なく使える

しかし水中ポンプ式は高低差なんて関係ありません

その理由は外ポンプ式とは違い、水中ポンプ式フィルターのポンプは「給水用」だからです

どういうことかというと

水中ポンプ式ではポンプが水槽の中にあるので、高低差がなくとも問題なく水槽内の水をフィルターの中に送ることができます

フィルターの中に送られた水はフィルターがいっぱいになれば勝手に「排水」されるので水が循環されます

よって水槽の真横にフィルターを設置しないといけない場合は水中ポンプ式を選択する必要があります

それぞれのメリットとデメリット

次にそれぞれのフィルターのメリットとデメリットをご紹介します

外ポンプ式のメリットとデメリット

まずは「外ポンプ式」のメリットとデメリットについてご紹介します

メリットデメリット
・水槽内がすっきりする
・ポンプの稼働による水温への影響がない
・呼び水が必要
・値段が高い傾向にある
・設置場所に制限がある※

メリットは先ほど述べた水槽内がすっきりすることです

先ほども言いましたが水草レイアウト水槽ではこのメリットが最強すぎます

値段が高いことについては個々の事情もあるので何とも言えませんが、呼び水が必要については多少の面倒くささを我慢すればいいだけです(ちなみに金で解決する方法もあります)

水中ポンプ式のメリットとデメリット

つづいて「水中ポンプ式」のメリットとデメリットについてご紹介します

メリットデメリット
・呼び水が必要ない
・値段が安い傾向にある
・設置場所に制限がない(水槽の真横にでも置ける)
・水槽内がごちゃごちゃする
・モーターの稼働により水温が上がる

水中モーター式の最大のメリットは「設置場所に制限がない」ことです

これはどう工夫しても外ポンプ式には乗り越えることのできない壁です

水槽との高低差を確保できない場合は水中ポンプ式一択です

外ポンプ式と水中ポンプ式のおすすめの商品

最後にそれぞれのフィルターのおすすめの商品について紹介します

※今回は60cm水槽用のおすすめの商品を紹介します

そとポンプ式のおすすめは「エーハイムクラシック2213」です

おすすめの理由は丈夫で使いやすくカスタマイズ用の製品も充実していることです

呼び水を口でしたくない人のための商品もあります

次に水中ポンプフィルターのおすすめの商品です

それは「GEXメガパワー6090」です

「水中ポンプ式の外部式フィルターと言えばGEX」と言っていいでしょう

むしろGEX以外で売っているのを見たことがない気もしますが・・・。

メガパワー6090はパワーが強いのに音が静かで、なにより安いです

生体メインのフィルターとしてはかなり重宝します

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