「外部フィルターVS上部フィルター」コリドラス水槽におすすめなのはどっち?

「コリドラスを飼育する上でどのフィルターがおすすめなのか?」

この問題はコリドラスをこれから飼おうとしている人らな誰しもが聞いたことがあると思います

しかし、実際にどちらにすればいいのかと断言している情報はほとんどなく、どうすれば良いかわからないといった人も多いのではないでしょうか?

私も初心者のころどうしてよいか分からずに結局どちらの方法も試した経験があります

そこで今回は私が実際に試した経験を活かし、

コリドラス(もしくはアクアリウム)初心者にとって、どちらがおすすめなのかをご紹介していきたいと思います。

【今回の記事はこんな人におすすめ】

  • コリドラスを飼育したいけど、どんなフィルターがおすすめか知りたい
  • 外部フィルターと上部フィルターでコリドラスにおすすめなのはどっち?
目次

コリドラスにおすすめのフィルター

コリドラスにおすすめのフィルターは上部と外部のどっちなのか?についてですが、いつものごとく結論から述べます

私の出す答えとしては初心者には外部フィルターがおすすめです

「は?、なんでだよ?」、「上部フィルターの方が絶対良いだろ!!」といった声も聞こえてきますので、

これからこのように考える理由についてご説明します

コリドラス水槽におけるそれぞれの特徴

まずは上部フィルターと外部フィルターのそれぞれの特徴としてメリットとデメリットをご紹介します

まずは上部フィルターから

上部フィルターのメリット

上部フィルターのメリットはこちら

  • 値段が安い
  • フィルターのメンテンナンスが楽
  • 酸素の供給能力が高い
  • ろ過能力が高い

メリットとしてはこのような感じです

値段については60cm水槽用のものでも、安いものでは3,000円台から買うことができフィルター自体のコストは外部フィルターの半分ほどです

しかし、コリドラス水槽に置ける上部フィルターのメリットは値段ではなく「酸素供給能力の高さ」です

上部フィルターでは水が常に空気を巻き込みながら循環しており、外部フィルターだけでなく、他のどのフィルターよりも酸素供給能力は高いと言えます(※オーバーフロー水槽は除く)

ロングノーズ種のようにコリドラスの種類によっては高い溶存酸素量を要求するものもあるのでそういった場合は上部フィルターの方がうまくいきやすい場合もあります

ロングノーズとは?

ロングノーズとはコリドラスの中でも珍しい種類で、

見た目の特徴として、吻と呼ばれるコリドラスの鼻先の部分が長い種類のことです

この種類はコリドラス単独行動を好み、他に比べてやや水質に敏感な傾向があります

コリドラスの種類についてもっと詳しく、知りたい方はこちらの記事にまとめていますのでよかったらご覧ください

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上部フィルターのデメリット

丈夫フィルターのデメリットはこちら

  • 水流の強さや向きの調整ができない
  • 水槽のメンテナンスの邪魔になる(水槽周りがごちゃごちゃするため)

デメリットはこんな感じです

特にメンテンナンスの邪魔になるというのは非常に大きなポイントです

コリドラス水槽では定期的にレイアウト素材等を水槽外に出して底床の掃除をした方が良いとされています

その際に水槽の上にフィルターが乗っていると水槽の上部の隙間は通常の半分程度しかなくなってしまいます

そうするとメンテンナンスの度にフィルターをどかさなければいけなくなります

この作業はとても面倒くさいうえに、周りの床がびしょびしょになってしまうこともあります

続いて、外部フィルターの特徴についてご紹介していきます

外部フィルターのメリット

メリットはこちら

  • 水流の向きや強さの調整ができる
  • 水槽内がすっきりする
  • ろ過能力が高い

外部フィルターの最大のメリットは「水槽内がすっきりして掃除がしやすくなること」です

先ほどの上部フィルターのデメリットのところでも書きましたが、コリドラス水槽において定期的な床掃除は必要なものになるので掃除がしやすいというのは大きなポイントです

また、外部フィルターではディフーザーなどを使うことで、水流の強さや向きを調整することができることも大きなメリットのひとつです

外部フィルターのデメリット

外部フィルターのデメリットはこちら

  • 値段が高い
  • フィルターのメンテンナンスが面倒くさい
  • 酸素の供給能力が低い

外部フィルターは当たり前ですが、酸素供給能力が低いです

もともと、水草に添加した二酸化炭素を逃がさないものとして使われているのでそのまま使うと循環している水が空気に触れることはありません

また、蓋を開ければそのままマットやろ材が交換できる上部フィルターとは違い、一度水槽から外して分解してからメンテンナスをしなければならないのでフィルターのメンテナンスは非常に面倒です

コリドラス水槽のポイント

上部フィルターと外部フィルターの特徴を紹介してきましたが、ここでコリドラス水槽に必要なポイントについて紹介します

それはこちら

  • ろ過能力の高さ
  • 酸素供給量の高さ
  • 底床の掃除のしやすさ
  • 水流を調整できるか

これらの各ポイントについてはこちらの記事でも解説していますのでよければぜひご覧ください

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今紹介した、「コリドラス水槽に置けるポイント」と「それぞれのフィルターの特徴」の関係性について下の表にまとめました

  上部フィルター         外部フィルター         
ろ過能力
酸素供給量
水槽のメンテナンス性
水流の調整

結論:初心者には外部フィルターがおすすめ

先ほどの表から総合的に判断すると、私は初心者には外部フィルターがおすすめです

その判断基準としてはやはり、「床掃除のやりやすさ」の部分が大きいです

ある程度床掃除に慣れている人であれば、どかした上部フィルターやレイアウト素材を一時的に入れておける巨大なケースなんかも用意できるかもしれませんが、初心者であればそういったもののないでしょうし、

そもそもその手間が原因で、大規模な床掃除はおこなわなくなってしまうと「コリドラスの飼育が難しい」と感じることになるかもしれません

また、外部フィルターのデメリットとして挙げた、酸素供給能力の低さはエアレーションやディフーザーなどでカバーができることも理由のひとつです

おすすめの外部フィルターを紹介

コリドラス水槽におすすめの外部フィルターは

「エーハイムclassicシリーズ」です

これは外モーターなので水槽内には給排水のパイプがそれぞれ1本ずつしか入らないことになり水槽内が非常にすっきりします

さらに、純正のディフーザーも存在するなど拡張性にも優れているためです

サイズの目安としてはこんな感じです

  • 60cm未満の水槽であれば「2211」
  • 60cm水槽であれば「2213」
  • 90cm水槽であれば「2217」
  • それ以上であれば「2217複数台」

【エーハイム クラシック 2213】

いかがだったでしょうか?

今回はコリドラスにおすすめのフィルターについておはなししました

私のおすすめとしては「外部フィルター」でしたが、これはあくまで私の経験上「初めのうちはこうした方がよかったよ」と言っているだけなので

もし、あなたがこの記事を読んで、「上部フィルターのメリットが非常に魅力的に感じた」ということであれば上部フィルターで飼育しても全く問題はありません

自分の性格や環境にあったものを選ぶことが重要だと思います

最後にふわふわした意見をすみませんでした

それでは楽しいコリドラスライフを!!

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